ABOUT
Atelier Mam 手作り創作服への思い
着物好きの私にとって、手間と時間を惜しみなくかけて作られた時代の着物や古布は憧れです。
時の移ろいでしか出せない、味わい深い色や生地の風合いがこころを惹きつけて離しません。
何処で、どのような時を過ごしてきたのだろう。
誰が、どのような思いで纏ったのだろう。
そんなことを考えながらひとつ一つに触れていると、アンティークな布たちが、たまらなく愛おしくなります。
小さな布も継ぎはいで命を吹き込みました。
手に取り触れているだけで心が豊かになります。
蚕の命をいただいた糸で織られた絹織物は、触れるだけで暖かさを感じます。
このような思いで、母や祖父母、そして骨董市で出会った着物を服に作り直して愉しんでいます。